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食べログがJASRAC化!?予約来客1人につき200円の徴収に苦悩するお店!

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話題になっているツイートをランキング形式で表示してくれるアプリ「Yahoo!リアルタイム検索 for Twitter検索」というものがあります。

このアプリを何気なく眺めていると、上位に来ていた「食べログ」の話題に目がひかれました。

内容は、とあるイタリアンレストランが「食べログ」予約サイトの課金制度に困っているという張り紙についてのツイートでした。

書かれていたのは、食べログを通して予約が入ると、来客人数×200円をお店側が食べログに支払わなければならないというもの…。予約一人につき200円は高いのではないか…、客単価が低いと200円はかなりきついのではと疑問に思いました…。

ここでは、「食べログ」の従量課金制によるお店側に掛かる予約費用について考えてみました。

 

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食べログがJASRAC化!?

2017年2月、音楽の著作権を管理している団体「日本音楽著作権協会(JASRAC)」が音楽教室から著作権料を徴収することを検討しているということが発表され、世に物議を醸しだしました。

音楽教室は著作権料の支払いに反対し、JASRACに支払い義務がないことの確認を求める訴訟を東京地裁に起こすことに。

ところが、司法判断が出る前に文化庁がJASRACの徴収方針を認めたため、2018年4月1日から音楽教室からの著作権使用料の徴収は開始されました。

今後、この件がどうなるのか注目されますが、似たような事案が食べログと掲載されているお店との間でも発生し、お店の苦悩が話題になっています。

まず、こちらをご覧ください。

当店はお客様に気軽に健康でおいしいイタリアンを楽しんでいただくためあらゆる努力をしています。

しかしながら『食べログ』の予約サイトで課金制度がはじまり、お客様単価数万円の店も数千円の店も均一にお一人様予約に付き¥200も徴収される制度が始まりました。

これはお店の利益を大きく圧迫するため、のちのち値上げとなりお客様負担に跳ね返る事になります。

今まで通りリーズナブルにイタリアンを楽しんでいただくために簡単予約できる弊社ホームページの予約サイトから又はお電話でのご予約にご協力ください。お願いします!

 

お店側も集客のため、食べログのプランに則って契約しているのでしょうが、この課金システムがかなりお店に負担を強いているようです。

文面から推測するに、おそらくこのお店はこの課金システムがはじまる前から食べログで掲載していたようにうかがえます。なので、新しく始まった課金システムが予想以上の負担となり、値上げも視野に入れ、このような張り紙をするに至ったと推測できます。

食べる側としたら、食べログで予約したらお店が来客人数分の費用を負担していたなんて思いもよりませんよね。しかも、その負担により、お店は値上げを検討せざる負えなくなり、その値上げ分は利用者が結局負担。

まあ、こういう嫌なサイクルはこの食べログに限らず、税金関係などでもあったりしますが…。

 

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食べログの黒歴史

そういえば、食べログって過去にこんな黒歴史がありましたよね。

・点数操作疑惑…
食べログの意にそぐわない行動をした飲食店の点数を不当に落とす。

・有料会員にさせるため…
公平な口コミサイトをウリする食べログ。無料会員で食べログに掲載していた飲食店に対して、食べログの営業マンが有料会員にさせるため、やらせレビューや不正行為を助長する誘い文句をちらつかせた。

・「うどんが主食」問題
これは直接食べログ側に関係のない話ですが、カリスマ的な人気を誇った「うどんが主食」と名乗る食べログのナンバーワンレビュアーが、ある飲食店の接待を受け、不正に接待を行ったお店の評価を高くしていたことが週刊文春に報じられた。

この他にも、食べログの横暴さをツイッターで暴露する飲食店も現れたりするなどして、食べログに対する不信感は募るものとなりました。お店側としては点数を不当に下げられるのは、売り上げにモロ響くこととなりますから、腹も立ちますよね。

 

ちなみに、私は昔から食べログをありがたく利用させてもらっていますが、過去の黒歴史から食べログを利用するにあたり、レビューや点数については半信半疑で使うようになりました。主に、店探しと場所の確認で使うといったところでしょうか。

さて、その食べログがお店に課した新しい料金プランについて次章で簡単にご説明します。

 

食べログ課金制度について

2018年6月26日に話題になった課金制度。最近、新しく取り入れた料金プランかと思ったら、実は2017年8月1日からすでに始まったプランでした。

以下、日経新聞(2017年8月2日)からの引用。

価格比較サイトを運営するカカクコムの畑彰之介社長は2日、都内で開いた決算説明会で、自社のグルメサイト「食べログ」で新料金プランの導入店舗数を加速させる方針を示した。

(中略)

新プランは食べログを通じてネット予約した人数ごとに、有料加盟店舗から手数料を徴収する従量課金型の料金モデルだ。昨年10月から都内の飲食店に新プランの導入を働きかけ、現在は約5000店が導入。8月からは全国展開し、導入のペースを従来の1カ月あたり500店舗から1500店舗にあげる。今期中に導入を2万店舗まで広げる方針だ。

引用元:日経新聞

導入直後はこの新プランも、今回のようなに話題にはならなかったのでしょう。でも、月日が経つごとに、この新プランがボディーブローのようにお店の利益を圧迫するなり、値上げを検討するようになったのかもしれません。

 

2018年6月26日現在、問題の従量料金は次の通り。

・ディナー:200円×来店人数
・ランチ :100円×来店人数
※価格は税抜き

例えば、6人のお客が食べログで予約してディナーで来店。それぞれが1,500円の食事をしたとします。

食事代 :1,200円×6人=7,200円
従量料金:200円×6人=1,200円

この結果から、お店は1人分の食事を無料で提供することとなります。なお、来店促進と称して、食べログではインターネット予約したユーザーに対して、来客1人に対してディナーでは「50ポイント」、ランチでは「10ポイント」のTポイントが貯まる制度も実施中。

Tポイントがどこから支払われているのはわかりませんが、結局お店が負担しているのではないでしょうか?そうなると、お店の利益を圧迫することは必至です。そりゃあ、値上げも検討しますよ。

 

とはいっても、食べログ側にも何か事情があるから、来客人数による従量課金制を導入したのでしょう。

インターネット予約の「手数料を徴収する」ということは前述の日経新聞でわかったのですが、来店客1人に付き、一律ランチ100円、ディナー200円の料金の根拠は不明。

料金の根拠を運営会社のカカクコムのプレスリリースで探してみましたが、見つけることはできませんでした。100円、200円の根拠は一体なんなのでしょうか?

 

ただ、2018年6月5日のプレスリリースで、2018年5月の『「食べログ」レストランのネット予約サービス」の月次データを発見。なんと5月はゴールデンウィークもあり、ネット予約人数は“約210万人”にものぼったそうです。「食べログ」レストランのネット予約サービス 月次データ(※PDFデータ)

仮に、105万人がランチ、残りがディナーに全員来店したとしたら

ランチ :105万人×100円=1億500万円
ディナー:105万人×200円=2億1000万円

合計:3億1500万円

ん~、こんな結果になるなら、そりゃ従量課金制は止められませんよね。カカクコムが利益出すなら、ここに目を付けるのもわからんでもないです。

でも、反感買うような従量課金制はいかがなものかと…。せめて、お店側が従量料金を払わないよう、食べログからのネット予約ができるかできないかを選択できていれば、まだ世間の反応はましだったのではないでしょうか…。

 

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ネットの反応は?

ちなみに、この件のネットでの反応は…、

・食べログオワコン
・食べログも横柄な銭ゲバになったな
・食べログが見る専になる
・○ャスラックみたいなもんよ

と、批判するものが多いですが、

・さっさと食べログの契約やめればいいのに
・食べログに登録しなきゃいいだけじゃない?

という意見も。

 

確かに、食べログとの契約を止めれば話は早いのでしょうが、集客力を考えると食べログの影響力は大きいと思います。

冒頭で紹介したイタリアンレストランは、従量課金の200円が利益を圧迫するということなので、おそらく客単価は低いものと思われます。

なので、200円の徴収はキツイ。でも、食べログ無しでは集客も厳しい。かといって、値上げも難しい状況なので、お客さんに「直接予約して下さい」という張り紙に至ったのではないでしょうか。張り紙もかなり悩んだと思います。

とはいっても、食べログも商売ですし、210万人の予約数を考えると簡単には従量課金制を止めることはないでしょう。

この話が今後どうなるのか、推移を見守りたいです。

 

●まとめ

いかがでしたでしょうか?

食べログのことを横暴だという意見も不満があるなら食べログとの契約を止めればいいという意見もわからんでもないです。

ただ、たまに利用する食べログがこれ以上世間からの反感を買うのも嫌だし、食べログに乗っている自分のお気に入りの店が、もし従量課金制で値上げの選択一歩手前で苦悩していると考えると辛いものがあります。

世の中、物事がすっきり解決することってなかなかないですが、両者にイイ落しどころが見つかることを祈るばかりでございます。

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