いつの間にやら「人生100年時代」なんて言われるようになりました。
個人的には、60歳を過ぎたら人生オマケぐらいにしか思わないようにしているので、100年生きようなんて考えたことはないです。
ただ、どれぐらい生きられるなんてわかるものでもないので、老後には何かと備えておきたいですよね。
となると、やはりついて回るのが「老後資金」です。テレビなどを見ていると、老後に必要な資金は3000万円とも5000万円とも、はたまた1億円とも言われています。
老後に必要な資金は人それぞれです。老後の計画を立てる上で、自分がどれくらい年金を貰えるのかを知らないと、60歳までにいくら貯めなければいいのか決められないです。
そこで、日本年金機構の「ねんきんネット」に登録しておけば、自分の見込み年金額を知ることができます。
ここでは、「ねんきんネット」の登録方法と、簡単な試算で見ることができる年金情報の一例をご紹介します。
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ねんきんネットの登録方法
ここでは、ねんきんネットの登録方法を画像と合わせてご紹介します。
①「ねんきんネット」にアクセスする。
②「ご利用登録」(アクセスキーをお持ちでない方)をクリックする。
③ねんきんネットの利用規約に「同意する」をクリック。
「ユーザID発行申込み(入力)」のページに進むと、1~10に必要な情報を入力していく。
④年金手帳を用意し、基礎年金番号を入力する。
⑤氏名(漢字・フリナガ)、生年月日(和暦)、性別を入力。
⑥郵便番号、住所を入力。
⑦パスワードを設定する。
パスワードは、半角のアルファベットと数字を混ぜた“8~20文字”で設定してください。
また、ここで決めたパスワードは、ねんきんネットにログインするために必要なので、必ずメモをするようにしてください。
⑧10個の「秘密の質問」の中から、1つを選んで答えを設定する。
こちらもパスワード同様、メモを取るようにしてください。例えば、出身地を質問にした場合、答えが「東京都」にしたのか「東京」にしたのか勘違いする場合もあります。
⑨メールアドレスと日本年金機構からのお知らせメールの受け取りを希望するかどうかを入力する。
日本年金機構からのメールを希望しない場合は、メールアドレスを入力する必要はないです。その場合、お知らせメール送付希望の項目では、「希望しない」を選択するようにしてください。
⑩電話番号の入力をしたら、「申込み内容を確認」をクリック。
※電話番号は携帯の番号でもOKです。
画面が変わると、今まで入力したものが一覧画面で表示されます。
入力に間違いがないかを確認し問題なければ、そのページの右下の「申込み」ボタンをクリックすると 「ユーザID発行申込み(完了)」のページが表示され、申し込みが完了します。
なお、申請受付番号は問合せをする際に必要な番号となりますので、メモを取るか印刷をするようにしてください。
申込みが完了すると、日本年金機構からユーザーIDの書類が、5日から2週間で送られてきます。
その書類に記載された「ユーザID」は、ねんきんネットにはログインするために必要となります。
ねんきんネットのユーザIDが届いたら
日本年金機構からユーザIDを記載した書類(3つ折り両面圧着ハガキ)が届いたら、ねんきんネットのトップページの「ログイン」ボタンをクリック。
送られてきた書類に記載された「ユーザID」と「パスワード」を入力し、ログインボタンをクリックすると自分の年金情報が見られるようになります。
なお、ねんきんネットへ前回アクセスした端末環境やネットワーク環境が異なると、本人確認のため「秘密の質問と答え」も入力する必要があります。
ねんきんネットの年金情報一例
ここでは、ねんきんネットで見ることができる年金情報をご紹介します。
▼20歳以降の年金加入履歴
▼これまでの年金保険料納付額
▼年金見込み額
ねんきんネットでは年金見込み額の試算をすることができます。
条件により見込金額は異なりますが、下の画像は「かんたん試算」により算出された年金見込み額です。
<月額の年金見込み額>
<年額の年金見込み額>
他にも、自宅に届く「ねんきん定期便」もねんきんネットで確認することができます。
●まとめ
いかがでしたでしょうか?
年金の見込み額を知っておけば、老後に必要な資金の目安を計算することができます。
また、受け取れる年金の見込み額を見て、不安になる方もおられるはずですが、その不安をバネにバリバリ働けるうちにお金を稼ぎましょう(笑)
ちなみに、自分も見込み額を見て、不安になったひとりです。なので、仕事を頑張るのはもちろん、少しでもお金を増やそうと「つみたてNISA」も始めました。
そういう意識を持つうえでも、ねんきんネットで正確な年金の受け取り額を知るのも良いかもしれませんね。