雨上がりの後に、蒸し暑い日が続くと大量に発生する虫と言えば、“蚊”ですよね。かゆいと思ったら、いつの間にか刺されていたなんてことがざらにあります。
そんな夏の嫌われ者の蚊に刺されないための方法が、モーニングショー(テレ朝)で紹介されていました。今年の夏はなるべく、蚊に刺されず過ごしたいものです。
ということで、ここでは頭の片隅に入れておきたい「蚊よけ対策」や、ちまたで話題のスゴ技などをご紹介します。
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もくじ
蚊が発生しやすい環境って?
たまり水をチェック!!
じめじめと暑い日が続くと、蚊が大量発生します。特に、水場の多い環境だと蚊の幼虫・ボウフラをよく見かけますよね。
昔、屋外で育てているスイレンの鉢にすごい数のボウフラが沸いて、ビビったことがありました。対策として、ボウフラを駆除したら、その鉢に大きめの金魚を入れることに。翌年から金魚が食べてくれ、ボウフラの数はだいぶ減少しました。金魚に感謝です^^
さて、蚊にはもちろん、繁殖しやすい環境というものがあります。それは、雨が多く、気温が25~30℃とだんだん暑くなる時期です。いわゆる、梅雨明け前後といったところでしょうか。
この時期は雨が降ったら、なるべくこまめに対策をしなければなりません。というのも、蚊が産卵してから卵は“8~10日で孵化する”からです。
蚊が卵を産みつける場所は「たまり水」です。そのたまり水がある身近な場所として、東京都は以下の場所をチェックするよう呼び掛けています。
※画像は東京都福士保健局より
【チェックする身近な場所】
・植木鉢の受け皿
・雨ざらしのバケツなど
・空き瓶、空き缶、ペットボトル
・古タイヤ
・雨水ます、排水溝
上の場所以外にも、落ちてるビニール袋に溜まった水や、ペットボトルの蓋に溜まった水も蚊の産卵場所となります。
というのも、蚊の生命力は凄く、水深2mmの水たまりで孵化することが可能だからです。ちなみに、家にあった白ごまの高さを測ってみたら3mmでした。
白ごまの高さ以下の水で孵化できるってなかなかコスパのいい奴らです。なので、雨上がりに大量発生できるのもうなずけます。
まずは、自分の家の周りで蚊の繁殖を許すような環境を作らないことが、蚊よけ対策の一歩となります。
驚異の生命力を持つ蚊の卵!!
ちなみに、蚊の卵の驚異的な生命力のお話をひとつ。
たまり水に蚊が産卵した後、晴れが続くと産卵したたまり水も当然、干上がります。卵もカラカラの状態になり、死滅するかと思いきや、なんと再び雨が降ると卵は復活し、ボウフラに成長するんだそうです。
ただ、卵の状態はあなどれませんが、ボウフラに成長すると水がなければ生きていけません。なので、ボウフラの状態で、孵化する前に水が干上がり、死滅してくれると面倒がなくていいですね。
次章では、蚊の性質についてご説明します。
蚊は暑すぎるとバテる!!
蚊は暑すぎるとバテるということが分かっています。意外ですが、人間同様、気温35℃を越えると活動が鈍くなるそうです。
なので、気温が高すぎると刺される確率は低くなりますが、35℃まで気温が上がらない時間帯は蚊の活動が活発化し、刺される可能性が多くなります。
日中より朝・夕の散歩中に刺されることが多いのは、こういう理由からなんですね。
蚊に狙われやすいのはこんな人
蚊に狙われやすい人は以下の特徴があるそうです。
・飲酒
飲酒をすると、呼吸で吐き出す二酸化炭素量が増え、狙われやすくなる。
・体温が高い
体温が高い人のところに蚊が寄ってくる性質がある。
・やや汗をかいた人
大粒の汗をだらだらかく人より、肌がじっとりとしている人の方が刺されやすい。
・黒い服
蚊の目はモノクロで物体を見ているので、黒や紺など濃い色を好む。
以上から、夕方、ビアガーデンとかキャンプ場で、黒い服を着て、やや汗をかきながら飲酒をして、ほろ酔いで体温が高くなった人が蚊にめちゃくちゃ狙われやすいということになりそうですね。
自分が気を付けていても、周りにこういう蚊に狙われやすい条件の人がいたら、要注意です(笑)
次章では、蚊を仕留めるスゴ技や蚊の新常識についてご紹介します。
蚊を仕留めるスゴ技と新常識!!
ここでは、モーニングショーで紹介されたネットで話題になった撃退法や、蚊の新常識をご紹介します。
蚊はこれで仕留められる!!
<ローラー式粘着テープ>
ローラー式粘着テープ、いわゆるコロコロで蚊を張り付ける方法。これはツイッター上で話題になり、成功率は90%なんだとか。
投稿者によると、
ということです。
ツイッターを見てみると、試している方々が成功した旨をツイートしています。
ただ、なかには、コロコロの粘着力で天井の壁紙が剥がれたなんてツイートもありました。なので、壁紙が剥がれやすそうなところに止まっている蚊に対して、コロコロを使う時は注意が必要です。賃貸の人は気を付けてください。
『カーペットクリーナー』 粘着ローラー 伸縮タイプ
<ヘアスプレー噴射>
べとつきがあるヘアスプレーは、蚊の羽にくっつくと重くなるので仕留めやすくなる。同じ理由で、霧吹きでも同様の効果が得られるとのこと。
ただ、ヘアスプレーは吹きすぎると部屋がベトベトになる可能性があるのでご注意を。
蚊の新常識
<仕留め損ねてもあきらめない>
ワシントン大学の学者が、論文で蚊の新常識を発表。その論文によると、蚊は死にそうになった体験とその人のにおいを結び付けて覚えることができるんだとか。
ということから、蚊が近づいてきたら、仕留められなくてもいいのでとにかく蚊を叩きにいくこと。蚊にこの人は危ないという匂を学ばせることで、刺される可能性が減ることになります。
ただし、蚊はその匂いを24時間で忘れるそうです。
とにもかくにも、パンパン叩きにいきましょう(笑)
<蚊は横ではなく縦に叩け>
蚊を仕留めにいく時って、叩きやすい横方向に叩きにいきますよね。でも、蚊は危険を察知すると、上下に逃げる習性があり、左右からの攻撃は逃げやすくなります。
なので、その習性を逆手にとって、縦方向の攻撃が有効的です。縦の攻撃の方が横からの叩きより、高確率で蚊を仕留めることができます。
これは、私も試してみて、結構叩ける確率が増えたので、オススメの方法でございます。
蚊よけが苦手なもの
蚊に好まれなければ刺されない。ということで、蚊が苦手なもので手軽にできる蚊よけ対策はこちら。
<ハーブ>
ハーブ系の植物は、蚊を寄せ付けないのに効果的です。というのも、ハーブには蚊の神経をやっつけ、パニックにする成分が含まれているからです。特に、レモングラスは効果があるそうです。
ただし、ハーブの匂いより、汗の匂いが強い場合は蚊が寄ってくる場合があるそうです。
<扇風機>
蚊は飛ぶのが上手くないので、風はめちゃくちゃ嫌がるそうです。なので、寝る時に弱い風でもいいので、扇風機を体に当てておくのが有効的です。
蚊よけ対策の商品
扇風機も有効ですが、やはり蚊よけ対策といえば、それ相応に開発された商品の方が安心ですよね。ここでは、そんな商品をいくつかご紹介します。
置くと吊り下げ式 無害 静音
ハエ・蚊を撃退!電撃殺虫ラケット
他にも、ペット用の蚊よけ対策グッズなどもあるので、ペットを飼われている方はぜひ探してみてください。
●まとめ
いかがでしたでしょうか?
住居周りのたまり水を全て無くすの難しいですが、できる範囲で蚊よけ対策を講じて、快適な夏を過ごしたいですね。
蚊の習性を覚えて、撃退しまくりましょう♪