レスリング世界選手権2019結果と日程/女子フリースタイル日本代表成績

2019年9月14日から開幕するレスリング世界選手権。本大会はカザフスタンの首都ヌルスルタン(旧名アスタナ)で行われます。

この世界選手権では東京五輪の出場枠や、日本代表選手にとっては五輪代表内定が掛かる大会となります。何人の日本代表選手がメダルを獲得し、五輪に内定するのか注目です。

五輪連覇がかかる川井梨紗子選手や土性沙羅選手の結果はどうだったでしょうか…。

ここでは、レスリング世界選手権2019の女子フリースタイルの日本代表選手や競技日程、各階級の試合結果をご紹介します。

 

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レスリング世界選手権/関連リンク

 

実施階級と決勝の日程

ここでは、レスリング世界選手権2019の実施階級と決勝の日程をご紹介します。

※太字の階級は、東京五輪でも実施される種目です。

 

女子フリースタイル/日本代表一覧

ここでは、2019年レスリング世界選手権の女子フリースタイルに出場する日本代表選手をご紹介します。動画は日本レスリング協会による女子フリースタイル日本代表選手の紹介です。ちなみに、この紹介動画では川井梨紗子選手と伊調馨選手との3試合がまとめられています。

▼50kg級/入江ゆき(自衛隊)
▼53kg級/向田真優(至学館大)
▼55kg級/入江ななみ(福井県スポーツ協会)
▼57kg級/川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)
▼59kg級/稲垣柚香(愛知・至学館高)
▼62kg級/川井友香子(至学館大)
▼65kg級/類家直美(至学館大)
▼68kg級/土性沙羅(東新住建)
▼72kg級/古市雅子(自衛隊体育学校)
▼76kg級/皆川博恵(クリナップ)

 

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女子フリースタイル/結果

ここでは、2019年レスリング世界選手権・女子フリースタイルの各階級の結果をご紹介します。

※日本代表選手の年齢は、世界選手権開幕時の年齢です。

女子50kg級(五輪種目)

<女子50kg級日本代表選手>

入江いりえゆき

年齢/26歳 身長/152cm
出身地/福岡県 出身校/九州共立大学
所属/自衛隊体育学校

【世界選手権】初出場

<日程>

9月17日(火)/1回戦~準決勝
9月18日(水)/3位決定戦・決勝

<女子50kg級結果>

1回戦/VSU[10-0] Y.グズマン ロペス(CUB)
2回戦/VPO[5-0] I.マトコウスカ(POL)
準々決勝/VPO1[12-13] 孫亜楠(CHN)

1回戦、2回戦は相手にポイントを奪わせない試合で勝ち上がった入江選手は、準々決勝で中国の孫亜楠選手と対戦。

今年のW杯、アジア選手権で連勝していた相手でしたが、先制点を奪われるとさらに大技で5点を失います。入江選手も追い上げるも、1点差でまさかの敗戦。

準決勝で孫選手が敗退し、入江選手は敗者復活に回れず東京五輪の出場枠も逃すこととなりました。

 

女子53kg級(五輪種目)

<女子53kg級日本代表選手>

向田むかいだ真優まゆ

年齢/22歳 身長/156cm
出身地/三重県 出身校/安部学院高校
所属/至学館大学

【世界選手権成績】
’18/優勝、’17/2位、’16/優勝

<日程>

9月17日(火)/1回戦~準決勝
9月18日(水)/3位決定戦・決勝

<女子53kg級結果>

1回戦/VPO1[6-1] Y.カバルジ(UKR)
2回戦/VPO[7-0] V.ビネシュ(IND)
準々決勝/VSU1[12-1] S.ヒルデブラント
準決勝/VPO[4-0] M.プレボララキ(GRE)
決 勝/VSU1[1-12] パク・ヨンミ(PRK)

向田選手は準々決勝でアメリカのヒルデブラント選手に大差で勝ち、東京五輪出場枠を確保すると、続く準決勝でギリシャのマリア・プレボララキ選手を判定で下し、決勝に進出を決め、銀メダル以上を確定。この結果より、東京五輪日本代表の選考基準を満たし内定を決めました。

決勝の相手は、北朝鮮のパク・ヨンミ選手。向田選手はアジア選手権の決勝でもパク選手と対戦し敗れていました。

リベンジをかけた試合でしたが、向田選手得意のタックルは読まれ、カウンターで背後を取られると4連続のローリングを仕掛けられ点差を広げられます。試合はテクニカルフォール負けとなり、向田選手は銀メダルでした。

東京五輪でも、パク選手との対戦する可能性があるので、当たった時は向田選手に雪辱を果たしてほしいですね。

 

女子55kg級

<女子55kg級日本代表>

入江いりえななみ

年齢/24歳 身長/153cm
出身地/福岡県 出身校/九州共立大学
所属/福井県スポーツ協会

【世界選手権(ジュニア)成績】
’15/優勝、’14/3位

<日程>

9月17日(火)/1回戦~準決勝
9月18日(水)/3位決定戦・決勝

<女子55kg級結果>

2回戦/VSU[10-0] J.M.パーソンズ(CAN)
準々決勝/VPO1[7-4] O.KHOROSHAVTSEVA(RUS)
準決勝/VSU[10-0] M.セドネワ(KAZ)
決 勝/VPO1[3-5] J.G.ウィンチェスター(USA)

入江ゆき選手の妹・ななみ選手は順調に勝ち上がると、決勝で前回大会5位のジャッカラ・ウィンチェスター選手と対戦。

入江選手は一時ポイントでリードするも、終盤で逆転され、3-5で敗戦。世界選手権初出場での初優勝とはなりませんでしたが、見事銀メダルを獲得しました。

 

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女子57kg級(五輪種目)

<女子57kg級日本代表>

川井かわい梨紗子りさこ

年齢/24歳 身長/160cm
出身地/石川県 出身校/至学館大学
所属/ジャパンビバレッジ

【世界選手権成績】
’18/優勝、’17/優勝、’15/2位、’12/7位
【五輪成績】
’16リオ/優勝

<日程>

9月18日(水)/1回戦~準決勝
9月19日(木)/3位決定戦・決勝

<女子57kg級結果>

1回戦/VSU[10-0] T.SUKHEE(MGL)
2回戦/VPO[5-0] L.A.ANTES CASTILLO(ECU)
準々決勝/VPO[5-0] A.NICHITA(MDA)
準決勝/VPO1[6-1] O.ADEKUOROYE(NGR)
決 勝/VPO1[9-6] エイ ネイネイ(CHN)

世界選手連覇と東京五輪日本代表内定を目指す川井梨紗子選手は、1回戦でモンゴルの選手にわずか38秒でテクニカルフォール勝ちすると、2回戦、3回戦とともに5-0で勝利。

準決勝ではアフリカ王者のアデクオロイ・オドゥナヨフォラサデ選手と対戦。長身の選手相手に手を焼き1点をリードされた川井選手でしたが、後半開始1分ほどで懐に飛び込み逆転。川井選手が6-1で下し、決勝に進出。

この結果より、日本レスリング協会の基準を満たして2度目の五輪代表内定を決めました。

そして、決勝で中国のエイネイネイ選手と対戦。9点差あったリードが3点差まで迫られる場面もありましたが、川井選手がリードを守り切り優勝。世界選手権で3連覇を達成しました。

 

女子59kg級

<女子59kg級日本代表>

稲垣いながき柚香ゆずか

年齢/18歳 身長/153cm
出身地/三重県
所属/至学館高校

【世界選手権】初出場

<日程>

9月18日(水)/1回戦~準決勝
9月19日(木)/3位決定戦・決勝

<女子59kg級結果>

2回戦/VFA[4-0] Yeonwoo CHOI(KOR)
3回戦/VPO1[8-11] P.DHANDA(IND)

稲垣選手は初戦となった2回戦で韓国の選手相手にフォール勝ち。3回戦でインドの選手に敗れ、敗者復活に回れず敗退となりました。

 

女子62kg級(五輪種目)

<女子62kg級日本代表>

川井かわい友香子ゆかこ

年齢/22歳 身長/162cm
出身地/石川県 出身校/至学館高校
所属/至学館大学

【世界選手権成績】
’18/2位、’17/8位
※2018年のU23世界選手権は優勝)

<日程>

9月19日(木)/1回戦~準決勝
9月20日(金)/3位決定戦・決勝

<女子62kg級結果>

2回戦/VPO[7-0] L.NIEMESCH(GER)
3回戦/VFA[3-3] A.TYNYBEKOVA(KGZ)
敗者復活/VPO[9-0] ROMERO BONILLA(MEX)
3位決定/VSU1[12-1] Jong Sim RIM(PRK)

川井友香子選手は3位決定戦を勝って銅メダルを獲得。日本レスリング協会の選考基準を満たして、東京五輪代表に決まりました。

女子57kg級覇者で姉の川井梨紗子選手と姉妹で代表の座につきました。

 

女子65kg級

<女子65kg級日本代表>

類家るいけ直美なおみ

年齢/19歳 身長/163cm
出身地/青森県 出身校/至学館高校
所属/至学館大学

【世界選手権】初出場

<日程>

9月18日(水)/1回戦~準決勝
9月19日(木)/3位決定戦・決勝

<女子65kg級結果>

1回戦/VPO1[4-6] ワン シオアキン(CHN)

 

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女子68kg級(五輪種目)

<女子68kg級日本代表>

土性どしょう沙羅さら

年齢/24歳 身長/159cm
出身地/三重県 出身校/至学館大学
所属/東新住建

【世界選手権成績】
’17/優勝、’15/3位、’14/2位、’13/3位
【五輪成績】
’16リオ/優勝

<日程>

9月19日(木)/1回戦~準決勝
9月20日(金)/3位決定戦・決勝

<女子68kg級結果>

1回戦/VPO[2-0] D.KAKRAN(IND)
2回戦/VSU[11-0] A.HANZLICKOVA(CZE)
準々決勝/VPO1[1-10] T.M.MENSAH(USA)
敗者復活/VPO1[2-2] B.OBORUDUDU(NGR)
3位決定/VPO1[1-4] A.C.SCHELL(GER)

敗者復活戦を勝ち上がった土性沙羅選手は、3位決定戦で前半を同点で折り返しましたが、後半はタックルが決まらず劣勢に立たされました。土性選手は判定で敗れ、五輪内定をを逃しました。

しかし、東京五輪の出場枠は確保したので、12月に行われる日本選手権で優勝すれば東京五輪に内定します。

 

女子72kg級

<女子72kg級日本代表>

古市ふるいち雅子まさこ

年齢/22歳 身長/165cm
出身地/熊本県 出身校/日本大学
所属/自衛隊体育学校

【世界選手権(ジュニア)成績】
’16/優勝、’15/優勝、’14/優勝

<日程>

9月17日(火)/1回戦~準決勝
9月18日(水)/3位決定戦・決勝

<女子72kg級結果>

1回戦/VPO1[4-6] N.VOROBEVA(RUS)
敗者復活/VSU[11-0] A.N.ANGHEL(ROU)
3位決定/VPO[2-0] Z.BAKBERGENOVA(KAZ)

敗者復活戦を勝ち上がり、3位決定戦に挑んだ古市選手はカザフスタンの選手を2-0で下して銅メダルを獲得。古市選手は初出場となった世界選手権でのメダルとなりました。

 

女子76kg級(五輪種目)

<女子76kg級日本代表>

皆川みながわ博恵ひろえ

年齢/32歳 身長/162cm
出身地/京都府 出身校/立命館大学
所属/クリナップ

【世界選手権成績】
’18/3位、’17/3位、’14/7位、’13/9位、’12/11位

<日程>

9月18日(水)/1回戦~準決勝
9月19日(木)/3位決定戦・決勝

<女子76kg級結果>

1回戦/VPO1[10-7] B.J.ONYEBUCHI(NGR)
2回戦/VPO1[2-1] SILVA FERREIRA(BRA)
準々決勝/VPO1[3-1] Qian ZHOU(CHN)
準決勝/VPO[7-0] Epp MAEE(EST)
決 勝/VPO1[2-4] Maria GRAY(USA)

代表最年長の皆川博恵選手が、4試合を勝ち上がり決勝進出で東京五輪の代表内定を決めました。皆川選手はリオ五輪の前年、世界選手権の約3週間前に負傷し、五輪出場がかないませんでしたが
、今回悲願を叶えました。

なお、女子の最重量級では、2004年アテネ五輪の浜口京子さん以来となる五輪前年の世界選手権での五輪切符を手にしました。

 

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