2019年9月14日から女子のFIVBワールドカップバレーボール2019が開幕。本大会は1973年より始まった国際大会で、世界バレーやオリンピックと並ぶバレーボール世界三大大会のひとつです。
現在、ワールドカップバレーは五輪の前年に開催されており、2020年東京五輪を迎えるにあたり大会への関心度が上がっています。
開催国枠ですでに東京五輪の出場が決まっている全日本女子が、このワールドカップバレーでどんな戦いをするのかに注目です。結果としては五輪でメダル争いができる上位に食い込んでほしいところです。
ここでは、女子ワールドカップバレー2019の、
・出場国一覧
・大会日程と対戦カード
・大会結果と順位表
などをご紹介します。
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もくじ
ワールドカップバレー関連リンク
ワールドカップバレー2019 出場国
ここでは、女子ワールドカップバレー2019の出場国と2015年大会に出場したチームの成績をご紹介します。
国 | 出場回数 | ’15大会成績 |
日本 | 13大会連続13回目 | 5位 |
セルビア | 4大会連続4回目 | 2位 |
中国 | 3大会連続11回目 | 優勝 |
韓国 | 13大会連続13回目 | 6位 |
カメルーン | 初出場 | - |
ケニア | 4大会連続6回目 | 10位 |
ロシア | 2大会連続9回目 | 4位 |
オランダ | 6大会ぶり2回目 | - |
ブラジル | 2大会ぶり10回目 | - |
アルゼンチン | 3大会連続6回目 | 8位 |
アメリカ | 8大会連続11回目 | 3位 |
ドミニカ共和国 | 5大会連続5回目 | 7位 |
ワールドカップバレー2019【日程&結果】
ここでは、女子ワールドカップバレー2019の各試合の大会日程や試合開始時間、各試合の結果をご紹介します。
※WR=2019年1月1日時点の世界ランキング
第1ラウンド/第1戦~第5戦
<第1戦>
9月14日(土) | ||||
時間 | 対戦カード | 会場 | ||
11:00 |
アメリカ WR3位 |
3-0 | ケニア WR20位 |
浜松 |
25-14/25-20/25-14 | ||||
12:30 | カメルーン WR17位 |
0-3 |
ロシア WR5位 |
横浜 |
14-25/15-25/10-25 | ||||
14:00 | アルゼンチン WR11位 |
0-3 |
オランダ WR7位 |
浜松 |
16-25/17-25/19-25 | ||||
15:00 |
中国 WR2位 |
3-0 | 韓国 WR9位 |
横浜 |
25-21/25-15/25-14 | ||||
17:00 | セルビア WR1位 |
2-3 |
ブラジル WR4位 |
浜松 |
20-25/25-23/18-25/25-22/12-15 | ||||
19:20 | ドミニカ WR10位 |
1-3 |
日本 WR6位 |
横浜 |
21-25/11-25/26-24/14-25 |
ドミニカ戦
世界ランキング6位に日本は、同10位のドミニカ共和国をセットカウント3-1で下して、W杯白星スタートを切りました。
日本は第1セットで、荒木選手のブロックなどでリズムを掴むと、新鍋選手のアタックやサーブでリードを広げ1セットを先取。続く、第2セットから古賀選手を攻撃の中心に据え第2セットもものにしました。
第3セットは接戦で24-26と1セット奪われるも、第4セットは石井選手が得点を積み重ね勝利しました。
日本は古賀選手が28得点、石井選手が21得点を奪いました。
<第2戦>
9月15日(日) | ||||
時間 | 対戦カード | 会場 | ||
11:00 | ケニア WR20位 |
0-3 |
オランダ WR7位 |
浜松 |
12-25/19-25/17-25 | ||||
12:30 | カメルーン WR17位 |
0-3 |
中国 WR2位 |
横浜 |
18-25/14-25/19-25 | ||||
14:00 |
アメリカ WR3位 |
3-1 | セルビア WR1位 |
浜松 |
23-25/25-17/25-16/25-15 | ||||
15:00 | 韓国 WR9位 |
1-3 |
ドミニカ WR10位 |
横浜 |
17-25/26-24/23-25/23-25 | ||||
17:00 |
ブラジル WR4位 |
3-0 | アルゼンチン WR11位 |
浜松 |
25-17/25-19/25-16 | ||||
19:20 |
ロシア WR5位 |
3-2 | 日本 WR6位 |
横浜 |
25-11/23-25/25-27/25-19/15-7 |
ロシア戦
W杯第2戦、日本は世界ランキング5位のロシアと対戦。格上相手に一時セットカウントでリードしましたが、2-3で敗れ、通算成績1勝1敗となりました。
ただ、この試合では途中出場した19歳の石川真佑選手のプレーが光りました。石川選手は思い切りの良いいスパイクを連発し、第2、第3セットの連取に貢献。また、攻撃だけでなく守りでも所々に良いプレーを見せてくれました。
石川選手はチームトップの石井優希選手(27得点)に次ぐ20得点をあげました。高校を出たばかりの石川選手を今後、どういう風に起用していくのかに注目です。
<第3戦>
9月16日(月) | ||||
時間 | 対戦カード | 会場 | ||
11:00 |
セルビア WR1位 |
3-0 | ケニア WR20位 |
浜松 |
25-13/25-11/25-17 | ||||
12:30 |
ドミニカ WR10位 |
3-2 | カメルーン WR17位 |
横浜 |
25-17/25-15/23-25/28-30/15-10 | ||||
14:00 | アルゼンチン WR11位 |
1-3 |
アメリカ WR3位 |
浜松 |
21-25/18-25/25-18/11-25 | ||||
15:00 |
中国 WR2位 |
3-0 | ロシア WR5位 |
横浜 |
25-22/25-16/25-18 | ||||
17:00 |
オランダ WR7位 |
3-0 | ブラジル WR4位 |
浜松 |
25-23/25-21/25-22 | ||||
19:20 | 日本 WR6位 |
1-3 |
韓国 WR9位 |
横浜 |
25-23/19-25/22-25/25-27 |
韓国戦
W杯第3戦で日本は世界ランキング9位の韓国と対戦。
日本は石井選手が攻撃の起点となり、25-23で第1セットを取り幸先の良いスタートを切りました。しかし、第2セットを失うと、第3セットも食い下がりはしたものの、22-25で失い後がない状況に。
第4セットはリズムに乗れないながらも、日本は粘りのバレーを見せます。19-24と韓国がマッチポイントとしますが、石井選手の奮闘で連続得点を重ね、25-25に持ち込みます。日本はセットポイントまでこぎ着けましたが、韓国の強打とサーブレシーブの乱れで逆転され、あと一歩及ばず敗戦。
セットカウント1-3で敗れた日本は、ロシアに続き連敗で通算1勝2敗となりました。
<第4戦>
9月18日(水) | ||||
時間 | 対戦カード | 会場 | ||
11:00 |
セルビア WR1位 |
3-1 | アルゼンチン WR11位 |
浜松 |
25-15/23-25/25-23/25-23 | ||||
12:30 |
ロシア WR5位 |
3-0 | 韓国 WR9位 |
横浜 |
25-18/29-27/25-12 | ||||
14:00 |
アメリカ WR3位 |
3-0 | オランダ WR7位 |
浜松 |
25-23/25-18/25-9 | ||||
15:00 |
中国 WR2位 |
3-0 | ドミニカ WR10位 |
横浜 |
25-19/25-21/25-19 | ||||
17:00 | ケニア WR20位 |
0-3 |
ブラジル WR4位 |
浜松 |
20-25/17-25/14-25 | ||||
19:20 | カメルーン WR17位 |
0-3 |
日本 WR6位 |
横浜 |
17-25/17-25/20-25 |
カメルーン戦
世界ランキング6位の日本は、第4戦でW杯初出場の同ランク17位のカメルーンと対戦。
日本は3戦までの先発だった荒木選手や新鍋選手、山岸選手らを休ませ、長内選手、芥川選手らを初先発に起用します。
第1セットの序盤、カメルーンにリードを広げられる展開となりますが、石井選手や古賀選手の攻撃などで流れをつかむと逆転に成功し25-17で先取。
続く第2セットも25-17で連取すると、迎えた第3セットは粘るカメルーンを長内選手の連続サーブを起点に連続得点を挙げ、25-20でストレート勝ち。
通算2勝2敗とし、次戦でW杯負けなしの中国との対戦となります。
<第5戦>
9月19日(木) | ||||
時間 | 対戦カード | 会場 | ||
11:00 | オランダ WR7位 |
2-3 |
セルビア WR1位 |
浜松 |
25-18/25-23/19-25/24-26/9-15 | ||||
12:30 | ドミニカ WR10位 |
2-3 |
ロシア WR5位 |
横浜 |
16-25/23-25/25-23/25-23/5-15 | ||||
14:00 |
アルゼンチン WR11位 |
3-0 | ケニア WR20位 |
浜松 |
25-14/25-19/25-15 | ||||
15:00 |
韓国 WR9位 |
3-0 | カメルーン WR17位 |
横浜 |
25-21/25-18/25-18 | ||||
18:00 | ブラジル WR4位 |
0-3 |
アメリカ WR3位 |
浜松 |
22-25/18-25/19-25 | ||||
19:20 | 日本 WR6位 |
0-3 |
中国 WR2位 |
横浜 |
17-25/10-25/17-25 |
中国戦
日本は前回大会覇者で世界ランキング2位の中国に0-3で敗れました。
日本は中国のブロックやチョウ・ジョウチョ選手、シュ・テイ選手らの攻撃に苦しめられなすすべなく完敗。
中国は5戦全勝です。
第2ラウンド/第6戦~第8戦
<第6戦>
9月22日(日) | ||||
時間 | 対戦カード | 会場 | ||
11:00 |
韓国 WR9位 |
3-1 | アルゼンチン WR11位 |
富山 |
25-19/21-25/25-19/25-9 | ||||
12:30 |
ドミニカ WR10位 |
3-0 | ケニア WR20位 |
札幌 |
25-17/25-19/25-19 | ||||
14:00 | カメルーン WR17位 |
0-3 |
オランダ WR7位 |
富山 |
15-25/14-25/18-25 | ||||
15:00 |
中国 WR2位 |
3-2 | ブラジル WR4位 |
札幌 |
25-23/23-25/22-25/25-19/15-9 | ||||
17:00 |
ロシア WR5位 |
3-1 | セルビア WR1位 |
富山 |
25-16/20-25/25-23/25-16 | ||||
19:20 | 日本 WR6位 |
2-3 |
アメリカ WR3位 |
札幌 |
24-26/25-22/21-25/25-23/8-15 |
アメリカ戦
日本の第6戦目は、世界ランキング3位で5戦全勝中のアメリカ。
アメリカ有利と思われた試合は、日本が序盤からアメリカに食らいつき一進一退の攻防を繰り広げました。第1セットは惜しくも24-26で落とします。しかし、第2セットはブロックとレシーブでアメリカの強打を跳ね返すと、石井優希選手や石川真佑選手の攻撃で25-22と奪い返しました。
続く第3セットは21-25で落とすも、第4セットは20-23の状況から宮下遥選手と長内美和子選手の2枚替えが的中し、5連続得点で25-23とフルセットに持ち込みました。
逆転勝利が期待された第5セットでしたが、序盤から5連続で得点を奪われるなど大きく突き放され、8-15で敗れました。日本は通算2勝4敗。
なお、W杯2度目の先発出場となった石川真佑選手が、チームトップの23得点を奪いました。
<第7戦>
9月23日(月) | ||||
時間 | 対戦カード | 会場 | ||
11:00 | 韓国 WR9位 |
1-3 |
オランダ WR7位 |
富山 |
19-25/25-21/22-25/23-25 | ||||
12:30 | ドミニカ WR10位 |
1-3 |
ブラジル WR4位 |
札幌 |
16-25/25-23/19-25/22-25 | ||||
14:00 | カメルーン WR17位 |
0-3 |
セルビア WR1位 |
富山 |
22-25/14-25/17-25 | ||||
15:00 |
中国 WR2位 |
3-0 | アメリカ WR3位 |
札幌 |
25-16/25-17/25-22 | ||||
17:00 |
ロシア WR5位 |
3-0 | アルゼンチン WR11位 |
富山 |
25-21/25-16/25-21 | ||||
19:20 |
日本 WR6位 |
3-0 | ケニア WR20位 |
札幌 |
25-18/25-22/25-20 |
ケニア戦
日本は世界ランキング20位のケニアと対戦。
この試合では代表初選出の長内美和子選手が初先発で起用されると、第1セットから石井優希選手とともに攻撃の軸となり25-18でものにします。
その後、日本は第2セット、第3セットとセットポイントにしながら連続失点する場面もありましたが、連取でストレート勝ちを決めました。
なお、第2セットから出場した古賀紗理那選手が、チーム最多の13得点をマーク。チームの勝利数も通算3勝4敗としました。
<第8戦>
9月24日(火) | ||||
時間 | 対戦カード | 会場 | ||
11:00 |
韓国 WR9位 |
3-1 | セルビア WR1位 |
富山 |
25-21/25-18/15-25/25-23 | ||||
12:30 | ドミニカ WR10位 |
0-3 |
アメリカ WR3位 |
札幌 |
22-25/23-25/9-25 | ||||
14:00 | カメルーン WR17位 |
2-3 |
アルゼンチン WR11位 |
富山 |
25-21/25-20/20-25/20-25/12-15 | ||||
15:00 |
中国 WR2位 |
3-0 | ケニア WR20位 |
札幌 |
25-12/25-12/25-14 | ||||
17:00 |
ロシア WR5位 |
3-0 | オランダ WR7位 |
富山 |
26-24/25-18/25-20 | ||||
19:20 | 日本 WR6位 |
0-3 |
ブラジル WR4位 |
札幌 |
14-25/21-25/23-25 |
ブラジル戦
日本は世界ランキング4位のブラジルと対戦。
日本は第1セットを14-25で落とし苦しい立ち上がりとなり、第2セットからは石川真佑選手を投入。石川選手の攻撃などで食い下がりましたが、ミスが重なり21-25で第2セットも落としました。
続く第3セットは序盤にリードを奪ったものの、終盤にブラジルが逆転し23-25でストレート負けを喫しました。日本は通算3勝5敗。
なお、日本はこの結果からあと3試合を残して3位ロシアと勝ち数が4に開き、メダルの可能性が途絶えることとなりました。
第3ラウンド/第9戦~第11戦(最終戦)
開催場所/大阪府大阪市
府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
市中央体育館(丸善インテックアリーナ大阪)
<第9戦>
9月27日(金) | ||||
時間 | 対戦カード | 会場 | ||
11:00 |
韓国 WR9位 |
3-0 | ケニア WR20位 |
府立体育会館 |
25-15/25-16/25-21 | ||||
12:30 |
ドミニカ WR10位 |
3-0 | アルゼンチン WR11位 |
市中央体育館 |
25-16/25-23/27-25 | ||||
14:00 | カメルーン WR17位 |
0-3 |
ブラジル WR4位 |
府立体育会館 |
11-25/17-25/18-25 | ||||
15:00 |
中国 WR2位 |
3-1 | オランダ WR7位 |
市中央体育館 |
25-19/25-16/21-25/25-19 | ||||
18:00 | ロシア WR5位 |
2-3 |
アメリカ WR3位 |
府立体育会館 |
26-24/22-25/22-25/25-17/8-15 | ||||
19:20 |
日本 WR6位 |
3-2 | セルビア WR1位 |
市中央体育館 |
21-25/21-25/25-20/25-20/15-6 |
セルビア戦
日本は第9戦目で世界ランキング1位のセルビアと対戦。
第1、第2セットを失った日本は第3セットも早々にリードされる苦しい展開となりましたが、石井選手や芥川選手の活躍で逆転に成功すると第3セットをものにします。
第4セットは鍋谷選手の攻撃や奥村選手の速攻とブロックがさえるなどして連取。最終セットは序盤からリードを広げると、そのままの勢いで制し逆転勝利。チームの勝利数を通算4勝5敗としました。
なお、セルビアはすでに東京五輪の出場権を確保しているということもあり、2018年世界バレーを制した主力は来日しておらず、若手主体のチームで今大会に臨んでいます。
<第10戦>
9月28日(土) | ||||
時間 | 対戦カード | 会場 | ||
11:00 |
韓国 WR9位 |
3-1 | ブラジル WR4位 |
府立体育会館 |
25-23/18-25/25-20/25-21 | ||||
12:30 |
ドミニカ WR10位 |
3-2 | オランダ WR7位 |
市中央体育館 |
25-23/25-22/25-27/18-25/15-4 | ||||
14:00 | カメルーン WR17位 |
0-3 |
アメリカ WR3位 |
府立体育会館 |
19-25/15-25/5-25 | ||||
15:00 |
中国 WR2位 |
3-0 | セルビア WR1位 |
市中央体育館 |
25-14/25-21/25-16 | ||||
17:00 |
ロシア WR5位 |
3-0 | ケニア WR20位 |
府立体育会館 |
25-16/25-21/25-22 | ||||
19:20 |
日本 WR6位 |
3-0 | アルゼンチン WR11位 |
市中央体育館 |
26-24/25-15/25-14 |
アルゼンチン戦
日本は世界ランキング11位のアルゼンチンと対戦。
第1セットはアルゼンチンにリードを奪われるも、宮下選手と黒後選手の交代から流れをつかむと24-26で逆転し先取。
勢いにのった日本は、続く第2セットも序盤から有利に試合を運び25-15、第3セットを25-14とストレート勝ちしました。
これで日本は通算成績を5勝5敗の五分としました。
なお、中国はセルビアにストレート勝ちして10戦全勝。ここまで1敗のアメリカと最終戦で勝敗で並ぶ可能性はあるものの、勝ち点で上回るため中国の大会2連覇が決定しました。
<第11戦> ※最終戦
9月29日(日) | ||||
時間 | 対戦カード | 会場 | ||
11:00 | 韓国 WR9位 |
1-3 |
アメリカ WR3位 |
府立体育会館 |
21-25/16-25/25-16/22-25 | ||||
12:30 |
ドミニカ WR10位 |
3-1 | セルビア WR1位 |
市中央体育館 |
25-22/25-21/22-25/25-17 | ||||
14:00 | ロシア WR5位 |
1-3 |
ブラジル WR4位 |
府立体育会館 |
26-28/20-25/25-21/19-25 | ||||
15:00 |
中国 WR2位 |
3-0 | アルゼンチン WR11位 |
市中央体育館 |
25-17/25-14/25-12 | ||||
17:00 | カメルーン WR17位 |
1-3 |
ケニア WR20位 |
府立体育会館 |
15-25/24-26/25-14/21-25 | ||||
19:20 |
日本 WR6位 |
3-1 | オランダ WR7位 |
市中央体育館 |
25-18/27-25/24-26/25-21 |
オランダ戦
日本は世界ランキング7位のオランダと対戦。
第1セットは日本がリードするも逆転される場面がありましたが、サーブなどで崩して再度リードします。後半に宮下選手、黒後選手が起用され流れをつかむと最後は黒後選手が決めて25-18で先取します。
続く第2セットは点の取り合いとなる接戦となりましたが、最後は石井選手のサービスエースで決め連取しました。
第3セットはマッチポイントまでこぎ着けましたが、オランダのチャレンジが成功して流れが向こうにいき逆転を許し、24-26で失います。
第4セットも序盤はオランダがリードする展開となりましたが、石井選手や途中交代の石川選手らの活躍により試合を決め、大会を3連勝で締めました。
日本は通算6勝5敗とし、前回2015年大会同様5位という結果でした。
東京五輪に向け、残りの期間でどんなチームを作ってくるのか楽しみですね。特に、ワールドカップ初出場の若手選手の成長が楽しみです。
ワールドカップバレー2019 最終結果
ここでは、女子ワールドカップバレー2019の順位表をご紹介します。
最終順位
順 | チーム | 勝敗 | 勝 点 |
セット | 得点 | |||||
勝 | 負 | 得 | 失 | セット率 | 得点 | 失点 | 得点率 | |||
1 | 中国 | 11 | 0 | 32 | 33 | 3 | 11.000 | 881 | 627 | 1.405 |
2 | アメリカ | 10 | 1 | 28 | 30 | 10 | 3.000 | 929 | 773 | 1.201 |
3 | ロシア | 8 | 3 | 23 | 27 | 14 | 1.928 | 948 | 818 | 1.158 |
4 | ブラジル | 7 | 4 | 21 | 24 | 16 | 1.500 | 922 | 832 | 1.108 |
5 | 日本 | 6 | 5 | 19 | 23 | 19 | 1.210 | 918 | 899 | 1.021 |
6 | 韓国 | 6 | 5 | 18 | 21 | 19 | 1.105 | 898 | 888 | 1.011 |
7 | ドミニカ | 6 | 5 | 17 | 22 | 21 | 1.047 | 933 | 949 | 0.983 |
8 | オランダ | 5 | 6 | 17 | 21 | 19 | 1.105 | 890 | 865 | 1.028 |
9 | セルビア | 4 | 7 | 13 | 20 | 24 | 0.833 | 927 | 954 | 0.971 |
10 | アルゼンチン | 2 | 9 | 5 | 9 | 29 | 0.310 | 736 | 890 | 0.826 |
11 | ケニア | 1 | 10 | 3 | 3 | 31 | 0.096 | 590 | 835 | 0.706 |
12 | カメルーン | 0 | 11 | 2 | 5 | 33 | 0.151 | 670 | 912 | 0.734 |
中国が残り1試合を残して大会2連覇を決め、最終戦も勝ち全勝で大会を終えました。
日本は最終の大阪ラウンドが始まる前は3勝5敗と負けが先行していましたが、セルビア、アルゼンチン、オランダを下し3連勝で勝ち越し。今大会を5位で終えました。
個人成績(トップ5)
攻守に活躍した石井優希望選手が3部門で上位にランクイン。また、佐藤美弥選手がベストセッターでトップに、強打を拾いまくった小幡真子選手がベストディガーでトップ5にラインクインしました。